GitのコミットをAIに任せたら迷わなくなった話

GitのコミットをAIに任せたら迷わなくなった話

「コミットメッセージって、何を書けばいいんだろう」

Gitを使い始めたころ、ここでいつも手が止まっていました。「変更内容を記録する」とはわかっていても、どう書けば後で見返したときに意味があるのか、正直よくわからなかったんです。

Claude Codeと出会ってから、そのストレスがほぼゼロになりました。今回は、GitのコミットをClaude Codeに任せるようになってから何が変わったか、実際に使っているプロンプトとあわせて正直に書いていきます。

コミットメッセージは「今の変更をコミットして」で解決する

結論から言うと、Claude Codeのチャット欄に


今の変更をコミットして

と打つだけです。これだけで、Claude Codeが変更差分(diff)を解析して、適切なコミットメッセージを考えてからgit commitまで実行してくれます。

自分でメッセージを考える必要は、もうほとんどありません。

使う前はこんな状態だった

正直に言うと、Claude Codeを使い始める前のGit作業は「とりあえずコミット」の連続でした。

  • `「更新」`
  • `「修正した」`
  • `「test」`

ひどいときはこんなコミットメッセージを量産していました。後から見ても何を変えたのかさっぱりわからない。それでも「動いてるからいいか」と放置していたんです。

あるとき、1週間前に自分で書いたコードを見返す必要があって、git log(変更履歴の一覧)を開いたら「修正した」「修正した」「修正した」の連続で、どのコミットが目的のものか探すのに30分かかりました。

そのときはじめて「コミットメッセージって大事なんだ」と身にしみたのですが、かといって毎回ちゃんと書く気力もなかったんです。

Claude Codeに任せると、何が起きるか

Claude Codeに「今の変更をコミットして」と伝えると、こんな流れで動きます。

1. 変更されたファイルと差分を自動で確認する

2. 変更の意図を推測してコミットメッセージを考える

3. `git add` と `git commit` を実行する

生成されるメッセージは「○○機能を追加」「△△のバグを修正」といった形で、変更内容が一目でわかるものになります。英語でも日本語でも指定できますし、CLAUDE.mdに「コミットメッセージは日本語で書く」と書いておけば、以降は毎回日本語で統一してくれます。

私が驚いたのは、メッセージの精度が思っていたより高いことです。「ヘッダーの色を変えた」という変更には「ヘッダー背景色をダークネイビーに変更」と書いてくれるし、複数のファイルをまとめて変更したときも「ログイン・ログアウト・セッション管理の処理を整理」のように、変更の目的まで読み取ってくれます。

実際に使っているプロンプト3つ

1. 基本のコミット


今の変更をgitにコミットして。メッセージは日本語で簡潔に書いて。

いちばんよく使うやつです。何も考えずに貼れます。

2. ステージングも含めて一括でやってもらう


変更したファイルをすべてステージングして、コミットメッセージを考えてコミットまでやって。

「ステージング」というのは、コミット前に「この変更を記録対象にする」と指定する作業のことです。`git add` というコマンドがそれにあたります。私はこれを忘れがちだったので、まとめてやってもらえるのが地味に助かっています。

3. 変更を説明してから任せる


ブログ記事の下書き機能を追加した。記事タイトル・本文・カテゴリを保存できるようにしたので、それがわかるコミットメッセージを考えてコミットして。

何を変えたかを自分で補足すると、さらに精度の高いメッセージになります。Claude Codeが差分から読み取れる情報には限界があるので、意図を伝えると一段よくなる印象です。

PR(プルリクエスト)の説明文も任せられる

コミットだけじゃなく、GitHubのPR説明文もClaude Codeに書いてもらえます。


今のブランチの変更をもとに、GitHubのプルリクエスト説明文を日本語で作って。変更の概要と、レビューしてほしいポイントを含めて。

このプロンプトを使うと、変更内容のまとめ・目的・テスト状況・レビューポイントが整理された説明文が出来上がります。GitHubにコピペするだけでいい状態になるので、PR作成の心理的ハードルがかなり下がりました。

まだわかっていないこと・今後試したいこと

正直なところ、コミット粒度の判断はまだ自分では難しいです。「どこまでの変更をひとつのコミットにまとめるべきか」という感覚が、Claude Codeに任せているせいで育っていない気がします。

これはいいことなのか悪いことなのか、まだよくわかりません。実用上は問題ないのですが、「Gitを理解している」とは言えない状態が続いています。

あと、コミット前に「変更の意図を整理するステップ」として使う方法も試してみたいと思っています。先にClaude Codeに変更内容を要約させてから、それを見て自分でコミットする、という流れです。AIに任せつつ、自分の理解も深める使い方ができそうな気がしています。

まとめ

GitのコミットをClaude Codeに任せると、こんなことが変わりました。

  • コミットメッセージで手が止まることがなくなった
  • 後から見返したときに変更内容がわかるログができるようになった
  • git addを忘れるミスが減った
  • PRの説明文を書く手間がほぼゼロになった
  • 「コミットが面倒」という気持ちが消えた

非エンジニアにとって、Gitの作業でいちばん面倒なのが「何を書けばいいかわからない」という部分だと思います。そこをClaude Codeに任せるだけで、Git作業全体のストレスが大幅に下がりました。

まずは「今の変更をコミットして」の一言から試してみてください。思っていたより、ずっと頼りになります。

*この記事で紹介したプロンプトはそのままClaude Codeのチャット欄に貼って使えます。*