Claude Codeを朝ルーティンに活用したら1日が変わった話
Claude Codeを朝ルーティンに活用し始めてから、机に向かった直後の迷いがかなり減りました。
それまではずっと「とりあえずメールを開く」から始めていました。気づくと9時半。もう頭は半分疲れている。そんな状態で1日が始まっていました。
毎朝10分、コーヒーを淹れる時間と並行できるシンプルなルーティンです。今回はその中身と、たどり着くまでに試行錯誤した話を正直に書きます。
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Claude Codeを朝ルーティンに活用するならこの3ステップ
結論から言うと、私の朝ルーティンは次の3ステップです。
1. 昨日の振り返りをClaude Codeに整理してもらう(3分)
2. 今日のタスクを洗い出して優先順位をつけてもらう(4分)
3. 「最初の30分でやること」を1つに絞ってもらう(3分)
順番にやると、ちょうど10分で終わります。
CLIで使っている方は、作業ディレクトリでClaude Codeを起動して、昨日のメモファイルを読ませる形で回しています。`claude` を起動して、昨日の日報メモのファイルパスを渡すだけ。チャット欄派の方は、メモをそのまま貼り付ければ同じことができます。
ポイントは「自分で考える前にAIに整理させる」こと。最初は順番が逆でした。自分で考えてからAIに見せていたんですが、それだと自分の思い込みがそのまま反映されてしまう。
先にAIに広げてもらってから自分で選ぶ、という流れに変えただけで、朝の意思決定がずいぶん楽になりました。
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なぜ「朝10分」がちょうどよかったのか
最初は20分のルーティンを組んでいました。でも続きませんでした。
理由は単純で、長すぎると「今日はやめておくか」が発生するからです。10分なら、コーヒーを淹れている間に終わる。義務感が出にくい長さでした。
時間が短いと内容が薄くなりそうですが、Claude Codeは情報整理が速いので、10分でも次にやることが決まります。むしろ「短い時間だからこの3つだけ」と決めることで、毎日同じことを淡々と回せるようになりました。
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実際に使っているプロンプト3つ
これが一番気になるところだと思うので、私が毎朝使っているプロンプトをそのまま貼ります。チャット欄またはCLIにコピペすれば、そのまま使えます。
① 昨日の振り返り用
昨日の作業ログ(または日記メモ)を以下に貼ります。
内容を「成果」「未完了」「気づき」の3つに分類して、
それぞれ箇条書きで整理してください。
長くなりすぎないよう、各カテゴリ最大3項目まで。
[ここに昨日のメモを貼る]
これだけで、寝て起きたらぼんやりしている昨日の記憶がスッキリ整理されます。
② 今日のタスク優先順位用
今日やる予定のタスクを以下に箇条書きで貼ります。
これを「すぐやる」「あとでやる」「人に頼む」「やらない」
の4分類に分けてください。
そのうえで、最初に手をつけるべきタスクを1つだけ選び、
理由とともに教えてください。
[タスク一覧]
自分でやろうとすると面倒で続かない仕分けも、AIに任せると毎日やれます。
③ 最初の30分の集中ポイント用
今日の最重要タスクは「[タスク名]」です。
このタスクを最初の30分で前に進めるとしたら、
具体的に何から手をつければいいですか?
3ステップ以内で教えてください。
「とりあえず始める」ためのキックスタートとして使っています。
たとえばブログ下書きなら「①構成だけ作る/②見出しを直す/③冒頭200字を書く」のように分解されます。タスクが大きすぎて手が止まるとき、最初の3手を言語化してもらうと進みが速くなります。
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続けてみてわかったこと
正直、最初の1週間は「これ意味あるのかな」と思っていました。
変化を感じたのは2週目の半ばくらいです。机に向かった瞬間に「今日は何からやろう」と迷う時間がほぼゼロになっていることに気づきました。
それまでは「何からやろうか…」と15分くらいぼんやりすることが多かったんです。その15分が消えただけで、午前中に1件多く仕事が進む日が出てきました。
ただ、まだうまくいっていないこともあります。
たとえば、夜にメモを取り忘れた日は朝のルーティンが空回りします。「昨日のメモがない」状態だと、振り返りの素材がないんです。これは試行中で、解決策はまだ見つかっていません。スマホのメモアプリに音声で1分だけ吹き込む方式を試している最中です。
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このルーティンに向いている人・向かない人
正直に書くと、向き不向きがあります。
向いている人:
- 朝、何から始めるかで毎日迷っている人
- タスクが多すぎて優先順位が混乱している人
- AIに「考えるきっかけ」を作ってほしい人
向かない人:
- 朝のうちは何も考えたくない人
- 完全に自動で動くシステムが欲しい人
完全自動化したい場合は、Claude Codeの定期実行機能(2026年4月にResearch Previewとして公開されたRoutines機能。クラウド側で動くため、PCを開いていなくても処理が進む)を使うほうが向いていると思います。私もまだそちらは試行中で、この記事で紹介したのは「対話型」のシンプルな手動ルーティンです。
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まとめ
- 朝10分でできるシンプルな3ステップ:昨日の振り返り→今日のタスク整理→最初の30分の集中ポイント
- 長すぎるルーティンは続かない。10分が継続の限界
- AIに先に整理させて、自分は選ぶだけにすると意思決定が楽になる
- メモを取り忘れた日にどうするかはまだ試行中
- 完全自動化したいならRoutines機能(Research Previewのクラウド実行型タスク)の検討も視野に
毎朝の10分が変わると、1日の入り方が変わります。今日いきなり全部やる必要はなくて、「①昨日の振り返り」だけでも明日からやってみてください。
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