【Git実践】Git練習問題100本ノックをやってみた
git 練習問題 100本ノックを探している方に、正直に結論から言います。1問1問は簡単でも、100問通しでやると「わかったつもり」だった部分が容赦なく炙り出されます。
この記事は、Git学習アプリ(本物のターミナルでGitを学べる学習アプリ)に収録されているドリル100問を、実際に最後まで解いてみた記録です。連載【Git実践】の最終回として、これまでの`git init`から`reflog`・`stash`までの内容を、100本ノック形式でどう総復習したかをまとめます。
git 練習問題 100本ノックで何が身につくのか
一言で言うと、「コマンドを覚える」から「コマンドが手に馴染む」への切り替えです。
これまでの連載では、1記事につき1つのテーマ(ブランチ、マージ、restoreなど)をじっくり解説してきました。しかし実務では、複数の操作を組み合わせて使う場面がほとんどです。「ブランチを切って、コミットして、コンフリクトを解消して、pushする」——この一連の流れを体で覚えるには、単発の解説記事だけでは足りません。
実は「Gitコマンド100本ノック」という形式自体、Qiitaや各種学習サイトで複数公開されているほど定番のアプローチのようです。繰り返し問題を解くことでコマンドを長期記憶に定着させる狙いは共通していて、実務でチーム開発をするうえでは特にブランチ操作の習熟が欠かせない、という指摘も複数の情報源で見かけました。
実際に100問解いてみた記録
正直に言うと、最初の20問くらいは余裕でした。`git init`、`git add`、`git commit`あたりは、これまでの連載(第1章・第2章)で何度も触れた内容だったからです。
つまずいたのは40問目あたりからの、ブランチとマージが絡む複合問題でした。「ブランチAで作業中に、ブランチBの変更を取り込みつつ、自分の変更は残したい」というような、条件が2つ以上重なる問題です。ここで手が止まり、`git status`で今の状態を確認する癖がようやく身につきました。
70問目以降の`reflog`・`stash`関連は、まだ完全に自信を持って使えるとは言えません。「消えたと思ったコミットが実は残っている」という感覚は理解できましたが、実務でとっさに使いこなせるかというと、まだ試行中というのが正直なところです。
それでも、100問を通してやってみて感じたのは、エラーメッセージへの恐怖心がほぼなくなったことです。以前は赤い文字を見ただけで手が止まっていましたが、今は「まずstatusで確認」が反射的に出るようになりました。
Git学習アプリで100本ノックに取り組む方法
このドリル100問は、git-learning-app(GitHubで無料公開中)に収録されています。ブラウザ上の本物のターミナルで、実際にコマンドを打ちながら進められる構成です。
進め方としては、次の順番がおすすめです。
1. 全9章の解説を一通り読む(第1章リポジトリ作成〜第9章実践演習まで)
2. 各章末の小テストで理解度を確認する
3. 総合演習である100本ノックに挑戦する
4. 間違えた問題だけを翌日にもう一度解き直す
特に4番目の「間違えた問題の翌日復習」が、記憶の定着に効果があったと感じています。1回で完璧を目指すより、間隔を空けて繰り返すほうが、コマンドが自然に手から出てくるようになりました。
読者の方へ:Claude Codeに貼れるプロンプト
100本ノックを解き終えたあと、自分の理解度をClaude Codeに確認してもらうプロンプトです。チャット欄にそのまま貼ってみてください。
Git学習アプリの100本ノックドリルを一通り解き終えました。
init・add・commit・branch・merge・restore・reflog・stashについて、
私の理解度を確認するために、実務でよくあるシナリオを3つ想定して
口頭で説明させる問題を出してください。
私の回答を聞いたうえで、不足している知識があれば指摘してください。
不明点があれば推測せず、確認事項として列挙してください。
もう一つ、実際の自分のプロジェクトでGit操作を試したい場合のプロンプト例です。こちらは実データを扱うため、安全確認の一文を必ず含めています。
このプロジェクトのGit操作状況を確認したいです。
対象は現在のリポジトリ全体(ブランチ一覧・未コミットの変更・直近のログ)です。
削除・上書き・マージ・reset・restoreなど変更を伴う操作を実行する前には、
必ず対象ファイル一覧、差分、影響範囲を表示してください。
私が確認してから実行してください。
不明点があれば推測せず、確認事項として列挙してください。
まとめ
- git 練習問題 100本ノックは、単発の解説記事では得られない「複合的な操作の練習」ができる
- ブランチ・マージ関連の複合問題が最初の壁になりやすい
- reflog・stashはまだ試行中の段階で、完全に使いこなせているとは言えない
- 間違えた問題を翌日に解き直す「間隔反復」が定着に効果的だった
- エラーメッセージへの恐怖心が減ったのが、100問を通した一番の収穫
Git学習アプリの連載(第1章〜第8章+総合演習)は、今回で一区切りです。まだ手を動かしていない章がある方は、ぜひ本物のターミナルで実際に触ってみてください。
このトピックをアプリで試す:git-learning-app(GitHub・無料公開中)
この連載のこれまでの記事
- [第1章:git init / git clone](https://maahsachi.com/2026/05/30/git-init-hands-on/)
- [第2章:git add / git commit](https://maahsachi.com/2026/06/09/git-commit-hands-on/)
- [第3章:git diffの見方](https://maahsachi.com/2026/06/12/git-diff-hands-on/)
- [第4章:ブランチを切る](https://maahsachi.com/2026/06/14/git-branch-hands-on/)
- [マージとコンフリクトの解消](https://maahsachi.com/2026/06/15/git-merge-conflict-hands-on/)
- [git restoreでなかったことにする](https://maahsachi.com/2026/06/22/git-restore-hands-on/)
- [reflog・stashでやらかしを復旧する](https://maahsachi.com/2026/07/07/git-reflog-stash-hands-on/)