自分の文章をClaude Codeでレビューする方法
Claude Codeを使って文章をレビューしてもらえる、と知ったのは使い始めてから1ヶ月ほど経ったころです。
ブログ記事を書いたあと、「これ、読みにくくないかな?」と不安になることはありませんか。
私はずっとそれが悩みでした。
書いた直後は自分では気づけない。かといって誰かに読んでもらうのは気が引ける。そんな状態でずっと「なんとなく公開する」を繰り返していました。
Claude Codeを使い始めてから、それが変わりました。
ブログ記事はもちろん、ビジネスメールや企画書まで、下書きを貼り付けるだけでフィードバックをもらえるようになって、「公開前の不安」がほぼなくなりました。
この記事では、私が実際に使っているプロンプトをそのまま公開します。コピペして、Claude Codeのチャット欄に貼るだけで使えます。
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Claude Codeは「文章の壁打ち相手」として使える
一番大事なことを最初に言います。
Claude Codeは文章レビューツールとして、かなり使えます。
コードを書くためのツールというイメージが強いかもしれませんが、文章の校正・改善提案・読みやすさチェックも得意です。
私が最初に驚いたのは、「ここ、主語と述語がねじれています」という指摘を受けたときです。自分では何度読んでも気づけなかった箇所を、一瞬で見つけてきました。
それ以来、記事を公開する前に必ずClaude Codeに一度読んでもらうことにしています。
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ブログ記事のレビューに使っているプロンプト
私がブログ記事に使っているプロンプトはこれです。
以下のブログ記事を、非エンジニアの読者を想定してレビューしてください。
確認してほしいこと:
1. 誤字脱字はないか
2. 主語・述語のねじれや、わかりにくい文はないか
3. 専門用語が多すぎないか(多い場合は言い換え案を出してください)
4. 読後に「で、何をすればいいの?」と迷いそうな箇所はないか
5. タイトルと内容がずれていないか
修正案を出す場合は、元の文と改善案を並べて教えてください。
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[ここに記事本文を貼り付ける]
このプロンプトで特に役立っているのが「専門用語の言い換え案」です。
私は技術系のことを書くことが多いのですが、自分では普通の言葉だと思っていた単語が、初心者には難しかったりします。Claude Codeはそういう箇所を拾ってきて、「この表現は一般読者には伝わりにくいかもしれません。〜に言い換えると自然です」と提案してくれます。
まだ100%信頼しているわけではなくて、提案を全部採用するとかえって不自然になることもあります。あくまで「相談相手」として使うのが今の私のやり方です。
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メールの添削はこのプロンプトを使っている
ビジネスメールを送る前にも使っています。
特に、「少し言いにくいことを伝えなければいけないメール」のときです。
たとえば、締め切りに間に合わないことを取引先に伝えるときや、以前の依頼内容を変更してほしいときなど。そういうメールはどうしても言葉が回りくどくなりがちで、毎回時間がかかっていました。
使っているプロンプトはこれです。
以下のメールをレビューしてください。
目的:[相手に何を伝えたいか、何をお願いしたいかを書く]
相手との関係:[例:取引先・上司・初めて連絡する相手]
注意点:[例:先方を不快にさせたくない・簡潔にしたい]
チェックしてほしいこと:
- 失礼な表現や誤解を招きそうな箇所はないか
- 伝えたいことが明確に書けているか
- 不必要に長くなっていないか
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[ここにメール本文を貼り付ける]
先日、プロジェクトの修正依頼を送るときにこれを使いました。
自分で書いた文章を貼ったら「冒頭の謝罪が長すぎて、本題に入るまでに読者が疲れる可能性があります」と指摘されました。読み返すと確かにそうで、謝罪を一言にまとめたら格段にすっきりしました。
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企画書・提案書のレビューにも応用できる
最近試してみて効果があったのが、企画書のレビューです。
社内向けの提案書を書いていたとき、「自分では論理的に書いたつもりだけど伝わるかな」という不安があって、Claude Codeに投げてみました。
以下の企画書をレビューしてください。
読者:[例:IT知識がない経営層・現場のスタッフ]
目的:[例:新しい業務ツール導入の承認を得たい]
確認してほしいこと:
1. 論理の流れが自然かどうか(なぜ→だから→こうする、の順になっているか)
2. 具体的な数字や根拠が不足している箇所はないか
3. 「で、結局何がしたいの?」となりそうな箇所はないか
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[ここに企画書本文を貼り付ける]
返ってきたフィードバックで一番参考になったのは「第3章の結論が第2章の課題提示と対応していません。読者が混乱する可能性があります」という指摘でした。
確かに読み返すと、課題として挙げたことと、提案する解決策がずれていました。自分では気づけなかった。
ただ、企画書のレビューはまだ試行中で、AIのフィードバックをそのまま採用しすぎると文章が「教科書っぽい」感じになることがあります。人間っぽさを残すのが今の課題です。
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「どんな基準でレビューしてほしいか」を伝えるのが難しい
正直に言うと、まだうまくできていないこともあります。
「自分の文章スタイルを壊さずにレビューして」という指示が難しいんです。
Claude Codeは丁寧にレビューしてくれるのですが、改善案を採用し続けると、気づいたら「自分っぽさ」が消えてしまうことがありました。
今は、「文体は変えずに、事実関係の誤りと読みにくい箇所だけ指摘してください」という形で限定して使うようにしています。それが今のところ一番ちょうどよいバランスです。
「AIに文章を直してもらう」のではなく、「AIを壁打ち相手にして自分が直す」というスタンスのほうが、長い目で見てうまくいくと感じています。
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まとめ
- Claude Codeは文章レビューの壁打ち相手として使える
- ブログ・メール・企画書など、用途に合わせてプロンプトをカスタマイズする
- 「何を確認してほしいか」を具体的に伝えるほど、フィードバックの精度が上がる
- 改善案をすべて採用せず、あくまで参考意見として扱うのがコツ
- 「文体は変えずに」と明示すると、自分らしさを守りながらレビューしてもらえる
文章を書くたびに誰かに読んでもらうのは難しいですが、Claude Codeなら何度でも、何時でも、気を使わずに頼めます。
まず一度、書きかけの記事やメールを貼り付けてみてください。思ったより鋭い指摘が返ってくるかもしれません。