Claude Code料金の実績公開|2ヶ月の課金とAPI換算額

Claude Code料金の実績公開|2ヶ月の課金とAPI換算額

Claude Codeの料金って、実際どれくらいかかるのか気になりませんか。この記事では、私がClaude Codeを2ヶ月使った料金の実績を、手元のログから集計して正直に公開します。定額プランの中で「どれだけ使っていたか」を、API料金に換算して数字にしました。

結論から言うと、2ヶ月分のAPI換算額は約525ドルでした。一方、私の課金はMaxに移行していない定額プランの月額で、この記事の金額は請求額ではありません。

> ※金額・料金表は2026年10月30日時点の情報です。料金は変わることがあるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

Claude Codeの課金は「定額プラン」と「API従量課金」の2通り

最初に、料金の仕組みを整理しておきます。Claude Codeを使う方法は、大きく分けて2つあります。

  • **サブスクリプション(Pro / Max)**:月額の定額料金。使える量には上限がある
  • **API従量課金**:使ったトークン(文字数のような単位)の分だけ支払う

第三者の料金まとめ記事によると、2026年10月時点の月払い料金はProが20ドル、Max 5xが100ドル、Max 20xが200ドルです。年払いや税の扱いは別なので、契約前に公式の料金ページで確認してください。

私はMaxには移行せず、定額プランのまま使っています。毎週のように使用上限に引っかかるヘビーユーザーですが、「上限が来たら休む」で運用しています。

公式ドキュメントによると、Pro / Maxの利用者には使用量が含まれているため、`/usage` に出る「セッションの金額」は請求とは関係ありません。つまり定額プランだと、自分がどれくらい「使っているのか」が見えにくいのです。そこで、ローカルに残っているログから計算してみました。

2ヶ月の料金実績:API換算で約525ドル

集計の条件は次のとおりです。

  • 期間:2026年9月1日〜10月30日(このうち利用記録が残っていた50日分)
  • 対象:私のMacの `~/.claude/projects/` に残っている会話ログ
  • 単価:Anthropic公式の料金表(2026年10月30日時点)
  • 環境:macOS、Claude Codeのデスクトップアプリ(Codeタブ)

結果はこうなりました。

項目 API換算額
9月 約258ドル
10月(30日まで) 約268ドル
合計 約525ドル

1ドル150円で計算すると、約7.9万円です。月平均のAPI換算額は約263ドルで、Proの月払い料金20ドルの約13倍に相当します。ただし、これは金額の比較で、プランの上限に対して何倍使ったかを示すものではありません。

モデル別では、Opus 5.5が約350ドル、Opus 5が約125ドル、Sonnet 5が約50ドルでした。設計や原因調査はOpus、単純作業はSonnetと使い分けているつもりでしたが、金額の約9割はOpusでした。思っていたより偏っていて、少し驚きました。

意外だった内訳:費用の4割は「キャッシュ読み取り」

いちばん意外だったのは、何にお金がかかっていたかです。

内訳 API換算額 割合
キャッシュ読み取り 約226ドル 約43%
キャッシュ書き込み 約187ドル 約36%
出力(Claudeが書いた文章やコード) 約112ドル 約21%

キャッシュとは、会話の前半や読み込んだファイルを「使い回す」仕組みです。単価は通常の入力よりずっと安いのですが、2ヶ月で約9.8億トークンも読み取っていました。会話が長くなるほど、毎回の往復で過去の内容を読み直すからです。

つまり、私の換算額の約8割は、Claudeが書いた量ではなくキャッシュの読み書きでした。長い会話の影響が大きいと考えていますが、今回の集計では原因まで切り分けられていません。なお、キャッシュ自体は同じ内容を通常の入力として読み直すより安くする仕組みです。

プロジェクト別に見ると、約3分の2は家づくり用の間取りアプリの開発でした。ブログ記事を自動で作っている定期実行タスクは約93ドルで、全体の2割弱です。

集計してわかった限界

正直に書いておくべき注意点もあります。

  • **これは請求額ではありません**。API料金で払っていたら、という目安です
  • **9月分は少なめに出ている可能性があります**。Claude Codeは初期設定で30日より古い会話ログを削除するため、9月の会話の一部は消えているかもしれません(保存期間は設定の `cleanupPeriodDays` で変更できます)
  • **ブラウザ版のClaudeや他のPCでの利用は含みません**

当初は「2ヶ月の課金費用」をそのまま出すつもりでしたが、正確に出せたのはこの「API換算額」まででした。まだ1回目の集計なので、来月も同じ方法で測って、推移を見ていくつもりです。

自分の使用量を集計するプロンプト

同じ集計は、Claude Codeに頼めばできます。以下をClaude Codeのチャット欄に貼ってみてください。既存のログは読むだけで変更せず、必要なら一時フォルダに集計スクリプトを作る指示にしています。


Claude Codeのローカル会話ログから、私の使用量をAPI料金に換算して集計してください。

目的:定額プランでどれくらい使っているかを把握したい
対象:~/.claude/projects/ 以下の .jsonl ファイル(読み取りのみ)
期間:直近60日

やってほしいこと:
1. まず読み取りだけで、ログの保存場所(サブフォルダを含む)とPython 3の有無を確認して報告する
2. 各応答の日時で期間を絞り込み、使ったタイムゾーンと開始・終了日時を表示する
3. 各応答の usage を、モデル別に「通常入力・出力・キャッシュ読み取り・キャッシュ書き込み(5分)・キャッシュ書き込み(1時間)」に分けて合計する
4. 同じ応答が重複して記録されている場合は1回だけ数え、どう重複を判定したかを説明する
5. Anthropic公式の料金ページで現在の単価を確認し、確認日と単価の一覧を先に表示する
6. 「トークン数 ÷ 100万 × 単価」で、月別・モデル別・内訳別の金額を表にする

注意:
- ログファイルの削除・移動・上書きは絶対にしないでください
- 集計用のスクリプトを作る場合は、プロジェクトの外の一時フォルダに置き、実行前に内容を見せて私の承認を待ってください
- 他の既存ファイルの変更・削除、ソフトのインストールや環境の変更が必要になったら、対象と影響を説明して私の確認を待ってください
- キャッシュの保存期間など判断できない項目は推測で換算せず、換算できない範囲として明示してください
- 不明点は推測せず、確認事項として列挙してください

集計にはPythonなどを使うことが多いです。Macでは、開発者向けツールを入れていればPython 3が使える場合があります。見つからない場合は、すでに入っている別の言語で代替するか、理由を示して止まるはずです。`sudo` を付けたインストールを提案されたら、いったん止めて理由を聞くのがおすすめです。また、環境変数 `CLAUDE_CONFIG_DIR` などで設定フォルダを変えている場合は、ログの場所も変わります。

なお、`ccusage` のような集計ツール(第三者製)もあります。今回は中身を確認しながら進めたかったので、Claude Codeに一から集計させました。

使用量を抑えて上限に当たりにくくするために

定額プランでは、使用量を減らしても月額は変わりません。それでも、上限に当たりにくくなる効果はあるはずです(API従量課金なら、そのまま費用の削減につながります)。内訳を見て、効きそうな対策が見えてきました。

  • **長い会話を区切る**:用事が変わったら新しい会話にする。キャッシュ読み取りの量が減るはずです
  • **Opusに頼る範囲を絞る**:単純作業はSonnetに任せる
  • **`/usage` をこまめに見る**:定額プランでは、最近の利用がスキル・サブエージェントなどにどう配分されたかの目安や改善のヒントが出ます(割合は重複する場合があります)

どれもまだ「試す予定」の段階です。効果が出たら、次回の集計で報告します。

モデルの使い分けは「Haiku・Sonnet・Opus、どれを使えばいいか」、節約のコツは「Claude Codeのコストを節約する実践テクニック」にまとめています。ブログの自動投稿については「定期実行タスクをClaude Codeで設定した話」で紹介しました。

まとめ

  • Claude Codeの料金実績は、2ヶ月のAPI換算で約525ドル(月平均約263ドル)
  • 実際の課金は定額プランの月額のみ。上限に当たったら休む運用
  • 換算額の約8割はキャッシュの読み書き。原因の切り分けはこれから
  • 金額の約9割はOpus。使い分けているつもりでも偏っていた
  • ローカルログは初期設定で30日で消えるので、毎月集計するのがおすすめ

「定額だから気にしなくていい」と思っていましたが、数字にすると使い方のクセがはっきり見えました。まずはプロンプトを貼って、ご自身の1ヶ月分を眺めてみてください。

こうした「実際に手を動かして確かめる」学び方は、学習アプリの形でも準備を進めています。app.maahsachi.com(公開準備中)で試せるようになる予定です。

参考

  • [Pricing(Claude API公式ドキュメント)](https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/pricing)
  • [コスト管理(Claude Code公式ドキュメント)](https://code.claude.com/docs/en/costs)
  • [.claudeディレクトリの解説(Claude Code公式ドキュメント)](https://code.claude.com/docs/en/claude-directory)
  • [Claude Code Pricing 2026: Pro vs Max(noqta.tn・第三者)](https://www.noqta.tn/blog/claude-code-pricing-2026)
maah

この記事を書いた人

maah

非エンジニア。日々の業務にClaudeを取り入れた実体験を、初心者の目線で発信しています。