【連載⑤】commit & pushでGitHubに送る

【連載⑤】commit & pushでGitHubに送る

> 連載「Claude Code × GitHub 運用フロー」(全8回)

> ← 前回:④ 動作確認とテストの最低ライン

> → 次回:⑥ Pull Requestを怖がらず作る(近日公開)

「コードは書けたけど、これをどうやってGitHubに上げるの?」

Claude Codeに実装を手伝ってもらって、手元では動くようになった。でもそこから先、`commit` とか `push` とかいう言葉が出てきた瞬間に固まってしまう——わたしも最初はそうでした。

この記事を読むと、手元の変更をGitHubに送るまでの流れが、実際にわたしがClaude Codeと一緒にやった記録つきでわかります。コマンドは全部Claudeに任せてOK。あなたがやるのは「確認」と「OKを出す」ことだけです。

一言で言うと:commitは「保存」、pushは「アップロード」

先に結論です。

  • **commit(コミット)** = 変更に名前をつけて手元に記録する。ゲームの「セーブ」
  • **push(プッシュ)** = 手元のセーブデータをGitHubにアップロードする

この2つはセットで覚えると混乱しません。「セーブして、アップロード」。それだけです。

なぜ2段階かというと、commitは手元(自分のPC)だけの記録で、pushして初めてGitHub上の他の人も見られる場所に届くから。commitしただけではGitHubには何も起きていない——ここが最初につまずくポイントでした。

まず作業ブランチを切る(mainでは作業しない)

実際の手順に入ります。わたしがやったとき、Claude Codeは作業前にこう動きました。「mainブランチで直接作業しないために、まずブランチを切ります」。


ブランチを切ってから作業を始めて

これで `feature/hello-world` のような作業用ブランチができます。なぜ大事かというと、main(本番)を汚さずに、安全な別の場所で試せるから。失敗してもmainは無傷です。この安心感は、一度体験すると手放せません。

commitの前に必ずやること:差分を自分の目で見る

ここがいちばん伝えたいところです。Claudeがコードを書いてくれても、コミットする前に「何が変わったか」を自分の目で確認する。これだけは省略しないほうがいいです。


コミットする前に、変更内容(差分)を見せて

`git status` で「どのファイルが変わったか」、`git diff` で「中身がどう変わったか」が出ます。わたしは中身を全部理解できなくても、「意図しないファイルが混ざってないか」「やってほしくない変更が入ってないか」だけは見るようにしています。

確認できたらコミットです。


ここまでをコミットして

Claude Codeはコミットメッセージ(変更の説明文)も日本語で考えてくれます。「何を書けばいいか」で悩む時間がゼロになりました。

つまずき:`__pycache__` って何? → .gitignoreで解決

正直な体験談を1つ。push直前に「1 uncommitted change(コミットされていない変更が1つ)」という警告が出て焦りました。

中身を見たら `__pycache__` というフォルダ。Claudeに聞いたら「Pythonが自動生成するキャッシュで、コミットすべきでないもの」とのこと。こういう自動生成ファイルは `.gitignore` に書いて除外するのが定石だと教えてもらいました。


__pycache__ を .gitignore に追加して除外して

これで警告が消えました。「何を除外すればいいか」は自分で判断できなくても、Claudeが定石を知っているので任せられます。まだ全部のパターンを覚えたわけではないですが、出てきたものを都度除外していけば十分回ると感じています。

pushしてGitHubに送る

確認が終わったら、いよいよGitHubへ。


GitHubにpushして

Claude Codeが `git push` を実行して、ブラウザのGitHubページに変更が反映されます。ここで初めて「自分の作業がネット上に上がった」という実感がわきました。

ちなみにわたしは、pushだけは確認なしで勝手に実行しないようCLAUDE.mdに書いています。外に公開される操作なので、最後に一度自分でOKを出したいからです。この一手間が安心につながっています。

読者がそのまま貼れるプロンプト

commit〜pushを一気にお願いするなら、こう伝えると流れごとやってくれます。


今の変更をコミットしてGitHubにpushしたい。
まず git status と git diff で変更内容を見せて。
内容を確認したら、わたしがOKを出してからコミット・pushして。
コミットメッセージは日本語で簡潔にお願い。

確認 → OKを出す → 実行」の順番を指示に入れておくと、勝手に進まず安心です。

まとめ

  • **commit = 手元にセーブ、push = GitHubにアップロード**。セットで覚える
  • 作業は必ず**ブランチを切ってから**。mainを汚さない安心感が大きい
  • コミット前に **`git diff` で差分を自分の目で確認**する(これだけは省略しない)
  • 自動生成ファイルは **`.gitignore` で除外**。判断はClaudeに任せてOK
  • **pushは確認してから**。外に公開される操作なので一度自分でOKを出す

コマンドを覚える必要はありません。やることは「Claudeに頼む」「差分を見る」「OKを出す」の3つだけ。次回は、pushした変更をいよいよPull Requestにする方法です。

📌 連載「Claude Code × GitHub 運用フロー」

①Issue → ②clone & branch → ③実装 → ④テスト → ⑤commit & push(今ここ) → ⑥Pull Request → ⑦レビュー → ⑧merge & deploy

maah

この記事を書いた人

maah

非エンジニア。日々の業務にClaudeを取り入れた実体験を、初心者の目線で発信しています。